グレースタイル 【排除ではなく共生】ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記 第1巻
m9パール
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チャンピオンRED掲載。
各話の感想はこちらを参照。

作品について
今作、「ベクター・ケースファイル」は週刊少年チャンピオンで連載されていた「サイカチ」のスピンオフ作品。
ですが、大人の事情で元ネタのサイカチは現在1巻までしか出版されておりません。(単行本にすると4巻分ぐらいはあるのですが)

一応、今月のチャンピオンREDにはサイカチ小冊子がついていますが、ベクターしか知らない読者にはあまり関係ない内容です。
が、描き下ろしもあるので少しでも気になった人は手に入れておくと良いでしょう。
雑誌の付録は出回りにくいですし。

概要
ベクター(衛生害虫)が人の生活圏で引き起こす様々な出来事を虫マニア女子高生榎稲穂が解決していくといったもの。
作中で描かれる虫は普通に生活していれば、比較的よく見かけるレベルの虫達。
また扱う出来事も食中毒やゴミの山など良く知られている社会問題を交えたものも多いです。

つまり、非常に身近な出来事を題材にした作品という事です。
そこに虫が加わっただけ。敷居が低いので、誰でも楽しめる事ができます。
予備知識などいらぬ。

メインが虫なので当然ながら虫の描写は段違いに多いです。
そして、作画も手を抜いていない。

img541.jpg

細部まで丁寧に描かれています。
虫嫌いの人はキツイかもしれません。(私は絵や映像なら平気)

でも、そんな人への救済措置のためにちゃんとエロもあります。

img542.jpg

虫嫌いの人はエロで中和しながらお楽しみください。
ただ、小さいお子様にはお勧めできませんけど。
まぁ、お子様が興味を示すような虫はあまり出てきませんがね。

テーマ
主人公の稲穂は決して虫を「悪」と見ていません。
たとえそれが「ベクター」であっても。

この作品のテーマは虫を徹底的に「排除」する事ではなく虫との「共生」なのです。

ひょっとすると今作品の本当のターゲットは虫好きではなく、虫嫌いの人なのかもしれません。
愛が溢れている良い漫画ですので、ぜひご一読を。

参考レビュー
しばた@OHP
ベクター・ケースファイルレビュー色々

画像の出典:「ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記」 藤見泰高×カミムラ晋作 秋田書店

追記
言い忘れていましたが、本誌で連載を追っていた方も楽しめるように描き下ろし短編、補足ムシちく、カバー裏ギミック等おまけも盛りだくさんですよ。

……今度は2巻が出ますように……
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