グレースタイル 【ケルベロス個別感想】幾年、巡り
m9パール
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芝間の凶行により、命を落とす桐乃介。それに激昂する鋒吹丸であったが、完全にタガが外れた芝間に脚を斬り落とされ、さらに桐乃介はどこかに捨てられてしまう。

死んだ後も、桐乃介の亡骸を探し彷徨ううちに化け物になってしまった鋒吹丸。
芝間を殺すもその恨みは晴れず、桐乃介を探し、探し、いつしか崩となってしまう。

崩が作られるプロセスがここにきてようやく判明。
といっても、鋒吹丸は他の崩達と少しそのプロセスが違うか。崩は永く「生」きたものが柱になれず、崩れてしまうものと描かれていたが、鋒吹丸は一度「死」に、化物から崩へとなっている。

そもそも化物になった時点で崩だと漠然と思っていたのだけど、どうやら違うようで。
あくまでも柱=神になれなかった物が崩になるのであって、化物は化物というカテゴリーなのだな。

崩になった鋒吹丸は例の墓所に封印されたようだが、それを行ったのは常世の連中だろうか。
墓守に墓送りにされたわけでなく、ただ封印されただけなのだろうか。
そもそも、墓送りにされたらそのまま時間をかけて柱になるわけで、あの墓所のいた8体はただ封印されただけだったりして。
そうだとすると、雪房の前任って実はいない……じゃないだろうか。それならば、狗骸は墓守と共に死ぬ、なのに雪房だけ単独封印されていた、という事にたいしての説明は出来る……と思う。
ちょっと、このあたりは単行本を見返して思考を整理する必要がありそう。

封印から解かれた鋒吹丸は現代で桐乃介に似た男、九力に出会う。
彼は末裔なのか、はたまたただの空似か。
何にせよ、九力を見つけた鋒吹丸の涙がただただ悲しい。

この涙でどうか許してやって欲しい、という思いになれる。
崩は人間の敵であり、墓守が封ずるべき存在であるのだけれど、どうにも……。
次週以降、景もそのあたりを考えはじめるのだろうな。
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