グレースタイル 【仄暗い世界で燃え立つ少年の覚悟】ケルベロス 1巻 フクイタクミ
m9パール
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フクイタクミ先生は週刊少年チャンピオンでデビュー。
デビュー作は「ジョギリ屋ジョーがやってくる」。一話完結の都市伝説的伝奇漫画で、ちょっぴりのグロさとイジメられる女の子が良く出てくる作品。

そんな前作のニオイを少し残しつつ、妖怪退治という少年誌的王道路線に踏み切ったのが今作・ケルベロス。


主人公・十三塚景は決して強くはないが、人を助けることが出来る少年だった。
殴らないと許せない奴は一発でも殴ってやらないと気がすまない少年だった。
しかし、彼は強さを求めているわけではなかった。

ある日、幼馴染の鶴原友恵と旧校舎の奥深くへ探索に行くことに。
無数の鳥居を抜け、扉を開けたその先には封印された化け物たちが……。
そのうちの一匹に景達は為す術もなくやられる。

そんな景へ語りかける新たなる化け物。
幼馴染を助けるため、殴らなきゃならない奴を殴るため、景は強さを求めた。


チャンピオンのバトルファンタジー漫画というのはスタート段階で躓くことが多くて、どうにもこうにもエンジンかかる前に終了の足音が聞こえてきちゃう作品ばかりだったけれど、今作は舞台設定を現代日本にすることで説明を極力省きドラマとキャラクター面に重きを置いているところが評価できるところ。

また、この手の相棒が異能物は得てして相棒上位になりがちだけれど、そういうわけでなく、互いに互いが共存し合っているところがグッド。
最新話では、さらに二人の関係が近づいていてニヤリと。 ニヤリと!

力を手に入れたばかりに、性格が変わってしまうこともなく、自らの手でやるべき事は自らの手で。
敵を倒すのなら相棒と二人三脚。
力の使い方を決して間違えない、強さを履き違えない主人公に胸が熱くなる。

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どれだけ力を得ても、どんな状況にあっても、助けられるものは助ける。主人公にブレは無い。

脇をかためるヒロイン達もしっかりとした物を持っていて(見た目的な意味でも)、絵柄の印象以上にどっしりとした作品。
小手先の描写だけに頼ること無く、王道をしっかりと見せてくれるところが嬉しい。

少し粗い絵柄だけれども、迫力が損なわれているわけでもないので、そこは問題無しか。
提示させられた敵は全部で8体、そのうちの2体を倒し、イレギュラーが登場したところで幕、と単行本単位の構成も良く出来ているところがなお嬉しい。

おまけ漫画は4P。主人公と各ヒロインの3サイズが掲載、体重がヒ・ミ・ツ、でないところがありがたい!

各話ごとの感想はここから

画像の出典:【ケルベロス 1巻】フクイタクミ 秋田書店 週刊少年チャンピオン

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